生活に彩りを添える「花のある暮らし」。憧れるけれど、「何から始めたらいいの?」「難しそう」「お金がかかるんじゃないか」と、一歩踏み出せないでいる人も多いのではないでしょうか。
本記事では、誰でも気負わずはじめられる、自分らしい花の楽しみ方をご紹介します。技術や知識はゼロで大丈夫。「何をしてもいい」自由な花の魅力にぜひ触れてみてください
本記事の情報元、参考
- 元花屋としての知識
- 花好きの友人に取材した内容
- 参考記事
花の楽しみ方【表現・鑑賞・育成】

「花に触れてみる」といっても、楽しみ方はたくさんあり、人によってそれぞれ違います。そんな花の楽しみ方は、大きく3つのタイプに分かれます。
- 【表現タイプ】作って楽しむ
- 花束やアレンジメントを作り、花の組み合わせなども自分で考え、自分だけの世界観で工程も楽しみたい。
- 【鑑賞タイプ】見て楽しむ
- 難しい手間をかけず、完成されたものをインテリアや癒やしとして眺めたい。
- 【育成タイプ】育てて楽しみたい
- 観葉植物や鉢植、球根などを育てて、水やりや成長の変化を見守り愛着を深めたい。
まずはご自身がどのタイプかを知ることで、具体的になにをしていくかが見えてくるでしょう。
みんな、お花をどう楽しんでる?

実際にお花を趣味で楽しんでいる人や、筆者の意見も交えて具体例をまとめてみました。
【筆者の場合】元花屋の楽しみ方
私の場合、花そのものが好きというよりも、装飾して作り上げること自体が好きなのかもしれません。
すこし経歴の話をさせていただくと、私は冠婚葬祭の生花装飾をメインとする仕事を約10年程しております。今は現役で花屋にはいませんが、たまにフリーで請け負うこともあります。
筆者の過去作品

最初は難しかったのですが、試行錯誤を繰り返すことで「この花をどう活かすか、どう組み合わせるか」などの楽しみを知りました。どちらか言えば技術を楽しみ、自己満足を楽しむイメージです。
もし家で趣味で楽しむとすれば、花束を組んだり、アレンジメントを作ったりでしょうか。なので妻にプレゼントする際も自分で作るので、どちらかと言えば自分の方が楽しんでいるかもしれません。
しかしこういった楽しみ方は、ある程度の花材は揃えないといけません。小売りの花屋さんで揃えるとかなり高くなってしまうので、すこし現実的ではありません。
私の場合は花屋時代の知り合いや、仕入れ先ルートで、ほとんど原価で手に入れられます。ですが一般の方はそうではないでしょう。
なので私も、花が趣味な人はどうしているのかが気になっていました。正直、花は「あまり安くはない割に、枯れて無くなってしまうし、そんなにお金をかけられるのか?」と。
ちょっとしたインテリアとして、百均で造花や器を集めて作ったこともありますが、それでもある程度はかかります。
花が趣味の方ってそんなにお金持ちなのかな?それとも好きだから惜しみないのかな?どんなことをしているんだろう?
分からないので花が趣味の友人に聞いてみました。
【20代女性】花の楽しみ方のインタビュー
今回は、中学の同級生のМさんにいろいろ聞いてみました。
彼女のInstagramで「植物やお花」を楽しんでいる投稿をよく目にするので、この際いい機会だと思い取材してみました。
たまちゃん久しぶり!中学の同級生だった〇〇だけど覚えてる?
急でびっくりさせて申し訳ないんだけど、投稿を見てると「花とか観葉植物」が好きなのかな?と思って。
「花をどう楽しんでいるか」を記事にするんだけど、すこし取材させてくれる?



覚えてるよ!
花とか観葉植物は好きだけど力になれるのかな?



全然難しいことじゃなくて、「何をやってるか」「何を買ってるか」「どんな道具を使ってるか」とかシンプルな内容を聞かせてほしくて。
花束とか贈答用なら分かりやすいんだけど、「自分のためのお花」ってなるとあまり参考がなくて…
“いち、お花好きな人”としていろいろ質問させてくれる?



大したことはやってないんだけど、プロみたいには手はかけられないけど楽しみたいから「育てやすい、管理な観葉植物」がお家にあるかな。
お花は季節ごとに、お花屋さんとか近所の市場的なところにあるのを気分で買ってるよ✌️
道具は、百均で買った園芸用のハサミぐらいかも?



観葉楽しいよね!
うちのガジュマルは今期の冬で、すこし根腐れさせちゃったけど…
生花はテーブルとかに、花瓶でインテリアとして楽しんでるの?
どんな合わせ方をしてるの? 一輪挿し? それとも小花や葉物も合わせたり?
一回でだいたい何本ぐらい、金額はいくらぐらい買ってるの?
なんか質問攻めですみません。(_ _)
僕は花束を組むのが好きだから、いろいろ合わせたくなるんだけど、小売りでたくさん買うと結構高いじゃん?
僕の場合は仕入れ価格で手に入るけど、花屋関係者ではない「花が趣味な人」ってどうしてるんだろ?と思って。
近所に市場的なところなんてあるんだ、すごく良いね!
1本単位でも買えて安いの?



テーブルに花瓶で生けてるよ!
一輪挿しもだし、何本か合わせる時もあるし、本当にその時の気分!
金額でいうと、たまに買い物帰りとかにお花屋さんで可愛いお花をみつけたら買っちゃうんだけど、高いから「1、2本で、600〜700円」ぐらいだと思う。
大阪にいた時は、中央区の園芸センターを気に入ってて。そこがめっちゃ安くてよく行ってた。例えばチューリップを10本買っても千円いかなかったと思う。
今は福岡に住んでて、道の駅的な「お野菜とか売ってるところ」が、農家さんが卸してるお花も置いてて、そこも「5本ぐらい買っても千円いくか、いかないか」ぐらいだと思う!



ありがとう、 すごく参考になる!
ちなみに花瓶は何個か持ってるの?
やっぱりふつうに花屋さん(小売り)で買ったら高いよね…



花瓶は、インテリアも好きでついつい集めちゃうから何個かはある😅
うん、毎回お花屋さんは行かんな〜😅



おぉ〜! 口が狭くなったやつとか、角形とか陶器系とか?



そんな感じです!



ありがとう、すごく参考になった!
急にいっぱい質問してごめんね💦
【まとめ】Mさんの楽しみ方
- 楽しみ方
- 手入れしやすい観葉植物を家に置き、生花は季節ごとに、お花屋さんや近所の市場的なところで気分で買う。テーブルに花瓶で生けてインテリアとして楽しんでおり、一輪挿しや数本を組み合わせるなど、その時の気分で変えている。花瓶はインテリアとして好きでいくつか所有している。
- 費用と購入場所
- 通常のお花屋さんでは高いため、1~2本で600〜700円程度。
- 安く手に入る場所(大阪の中央区の園芸センターや福岡の道の駅的なところ)を好んで利用しており、チューリップ10本や、他の花5本程度を1,000円以内で購入できると述べている。
- 毎回お花屋さん(小売り)に行くわけではない。
- 道具
- 100円ショップで購入した園芸用ハサミなど、大した道具は使っていない。
初めは花瓶がおすすめ


花のある暮らしを始めるなら、まずは花瓶から試してみるのがおすすめです。花束やアレンジメントは技術が必要ですが、花瓶なら手軽に始められます。
“一輪挿し”だけでもインテリアとして十分に美しく、器や飾り方を工夫すれば無限に楽しめます。
まずは一輪から始めて、物足りなくなったら2〜3本と花材を増やしていくと、自然と「色や花の組み合わせ方」が身についていきます。
花束やアレンジメントに必要な技術も、一輪挿しからステップアップすることで、花選びや組み合わせる楽しさを学びながら徐々に習得できるでしょう。
最近はInstagramなどで飾り方のアイデアが豊富に紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください。
花はどこで揃える?
結論からいうと、どこでも買えるけれど、場所によって価格や種類がかなり違います。目的に合わせて選ぶのがポイント。
まず、一般的な小売りの花屋さんですが、やはり価格は少し高め。1本あたりの単価が高く、数本揃えようとするとそれなりの金額になります。
そのため、気軽に日常使いしたい場合は、少しハードルが高いと感じる人も多いかもしれません。
一方で、コストを抑えて始めたい場合は、スーパーの花コーナーや、道の駅・直売所のような場所がおすすめです。
こういった場所では、以下の様なケースも多く、気軽に手に取りやすい価格帯になっています。
- 数本で数百円〜1,000円程度
- 農家から直接入っているため比較的安い
ただし、その分種類はある程度限られることが多いです。
例えばスーパーの場合、ターゲットはどちらかと言えばご高齢の方で、仏花などお供えのお花がよく売れます。そのため以下の「汎用的な花材」などが多いです。
- トルコキキョウ
- カーネーション
- バラ
- カスミソウ
- スターチス
なので、「ちょっと珍しい花材を探したい」という場合には、やや物足りなさを感じるかもしれません。
そのようなときは、少し雰囲気のいい街にある花屋さんをのぞいてみるのがおすすめです。
ラナンキュラスのような季節感のある花や、少し変わった品種など、花材のバリエーションやセレクトのセンスはやはり花屋さんならではです。
1本ずつ購入すると割高に感じることもありますが、お店によってはミニブーケや組み合わせ済みの花束が用意されていることもあります。
こういったものは、「自分で組み合わせる手間がない」「単品で買うよりも少しお得なことがある」という点で、初心者には取り入れやすい選択肢です。
また最近では、ユニクロの一部店舗でも花が販売されており、手に取りやすい価格で、おしゃれな花が揃う場所として注目されています。
このように、自分のスタイルに合わせて選ぶと、無理なく続けやすくなります。
- 安く気軽に始めたいなら → スーパー・道の駅
- 種類やセンスを楽しみたいなら → 花屋さん
- 手軽さとデザインのバランスなら → ミニブーケやユニクロ
まずは、帰り道にふと見かけた花を1本買ってみるところからでも、始めてみるといいでしょう。
花のある暮らしは、思っているよりずっと気軽に始められる
花のある暮らしは、特別な知識や道具がなくても始められます。
一輪を飾るだけでも、空間の印象は変わり、日常の中にちょっとした変化が生まれます。
- 気軽に試してみたい人は、まずはスーパーや道の駅で1本から
- もう少し楽しみたい人は、花屋さんでお気に入りを探してみる
自分のペースで、無理のない範囲から取り入れてみてください。
花は、飾り方も楽しみ方も自由です。「こうしなければいけない」はありません。
まずは気になった花をひとつ、手に取るところから始めてみてください。













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